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Case study導入事例

漁業

  • A074
  • 田子の浦漁業協同組合

    静岡県富士市前田字新田866-6
    TEL0545-61-1004 FAX0545-61-9638
白雪の富士山を望む静岡県富士市の『田子の浦漁業協同組合』。まだ暗い、手のかじかむような寒さの早朝からしらす漁が行われています。水揚げされたばかりの新鮮な生しらすは、生食用と釜揚げしらすなどに加工され販売を行っています。

しらすは、マイワシ・カタクチイワシ・ウルメイワシなどの稚仔魚の総称で、生後1~2ヶ月で大きさが2cm程度、漁期は3月下旬~1月中旬まで行われます。一艘の船で網を曳いて行います。獲れたてのしらすは瞬時に大量の氷でしめてから、すぐに港へ戻ります。

組合長の外山廣文さんは、「漁協にダイポールを取付け、製氷機で作られた氷を全て漁船で使用しています。田子の浦で揚がる生しらすは、地元の富士山しらす街道と呼ばれる数件のお店や都内の高級料理店でしか食べることができない逸品です。生しらすは、甘く口当たりが滑らかで、鮮度が勝負です。漁協では、生しらすをダイポール水の氷で締めていることをこだわりにしています」

漁協は朝のせり終了後、食堂兼直売所に早変わりします。獲れたての生しらすを食べることができ、ダイポール水も飲めます。富士山を見ながら、新鮮なしらす丼を楽しんでみませんか?営業期間は4月1日~11月30日の予定です。
しらすは、栄養価も高くカルシウムが豊富です。100gのしらす干しでカルシウム1日分(約500mg)が摂取でき、DHAやEPAが多く含まれています。

【2015年通巻100号掲載】
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